佛光山開山大師
1927年中国江蘇省揚州に生まれ、十二歳で出家、後に臨済宗第四十八代首座となる。
1949年、台湾に渡り各種の雑誌を創刊、同時に念仏会、弘法団を組織し、布教の基礎をつくる。また佛光出版社を設立、テレビ出演や著述活動も精力的にこなし、1967年に佛光山を創建。その後、海外に二百以上の寺院、道場を設立、中国佛教研究院、佛光山叢林学院などを設けて研究と教育にも力を注ぎ、普門中学校、西来大学（アメリカ）、南華大学、佛光大学（台湾）を開校した。
1985年、佛光山宗長を退き、中華漢蔵文化協会理事長に就任。1991年中華佛光協会を設立、翌年国際佛光会を発足させ会長に就任、1998年、佛光テレビ局を設立、2000年には日刊紙「人間福報」を創刊。今日に至るまでさまざまな栄誉ある称号を受けたが、未来に向けて、佛教の現代化と国際化を目指し絶まずに邁進している。著書に「釈迦牟尼佛伝」、「星雲禅話」、「佛光菜根譚」シリーズ、「星雲法語」、「星雲日記」、「星雲演講集」とテープ本「有情有義」等多数。監修に「佛光大蔵経」、「佛光大辞典」等多数。